MESSAGE
想い出と過去の実績に
思えば私は幼いころから、COZY創業者である父が仕事をする傍らで、いろいろと手伝いをしていました。
しかし、”家業を継ぐ”という考えが当時はまったくなく、音響や照明とは無関係の大学に進学。関東圏の大学で、大分を離れて羽を伸ばすように自由な時間を謳歌しましたね。異業種の専門家になれる道ではありましたが、そこで情熱を注げず、結局大分に戻ってきました。
父からいわれた「休学して帰ってこい」という言葉と、父の会社で働くこと。これを自分の中でスルリと受け入れられたのは、きっと本物の、プロフェッショナルの仕事を、父が常に間近で見せてくれていたからかもしれません。
ご依頼をいただくたび、イベントが大盛況で終わるたび、お客様や演者の方々に「めちゃくちゃ良かったよ!」といってくださることへの喜びが、どんどん増していったような気がします。
そして、たくさんの主催者様と打ち合わせをし、相談を重ねてきて、たとえ当日の一瞬一瞬が最高だと感じても、会場をバラシて撤去完了すれば想い出と過去の実績になるんだと実感します。
すると、もっといいパフォーマンスを模索したくなるのです。
感動をお届けするのが、私たちの生業です
テクノロジーの進歩によって、照明・音響設備の大きさは従来よりずっとコンパクトで、しかも精度・効果は爆上がりのシステムが本当に多くなりました。
機材が改良されれば、それを扱う私たち自身も一緒にバージョンアップしていかなければなりません。また、私のこれまでの経験とセンス、技術を自分以外の社員にも受け継ぎ、「COZY全体のパフォーマンス」にすることが今後の課題です。
音響・照明の使い手に徹し、そこにいる方々の、最高の笑顔とパフォーマンスを引き出す。そして感動をお届けするのが、私たちの生業です。
これまで以上に、お客様の笑顔を増やし、スゴさを実感していただける演出を、音響と映像で展開していきます。